Fujitsu SIEMENS PocketLOOX T830 Pocket LOOX T830 カメラ
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
昨今のスマートフォン同様に、PocketLOOX T830(以下T830)にも内蔵カメラがあります。画素数は200万画素、オートフォーカス付きということで、現行スマートフォンのなかではかなりの高性能を誇っています。
カメラの起動は、正面左側にあるサイドキー、アプリボタン5を1回押すことで起動できます。また[Start]-[Programs]-[pictures & Videos] からでも起動させられます。
ウィンドウ下部には「Thumbnails」「Menu」の2項目があります。「Thumbnails」を選択すると、撮影した画像の一覧を表示することができます。
「Menu」を選べば、明るさや画質、ホワイトバランスといった、撮影に関する一切の設定を行うことができます。
スチール撮影とビデオ撮影の切替も「Menu」から行います。
以下はさらに詳細な設定を与えることができるオプション画面。4つのタブに分かれていています。
「General」はEメールに添付する際にどのようにリサイズするかの設定と、画像回転時の方向設定を行います。
「Slide Show」は文字通りスライドショーに関する設定。
「Camera」では、撮影した画像の保存先・ファイル名・画像のクオリティを設定できます。
「Video」は動画に関する設定。音声を取り込むか否か、撮影時間に制限を設けるか否か、をそれぞれ設定できます。
設定に関する項目は以上です。ちなみに実際に撮影するときには、シャッターを切るのはアプリボタン5・ナビゲーションキー中央・Enterキーのいずれかでできます。またナビゲーションキーの左右で明るさ、上下でデジタルズーム(2倍)の調整を、それぞれ行うことができます。
せっかくですので、サンプル画像とサンプル動画を用意してみました。各項目をクリックすることで、元画像が表示されます。画像のよしあしは、各項目の設定と撮影者の腕によるところ大ですので、サンプルはあくまで参考としていただき、ユーザー各自でカスタマイズして、満足いく写真を撮影して欲しいと思います。
●スチール(静止画) 全ての画像の基本設定は以下のようにしております。 <設定項目> ・CPU:Max Performance ・Mode:Normal ・Brightness:±0 ・WhiteBalance:AUTO ・Flicker:60Hz 【サンプル1】 神社内の橋 ※High Quality 1600 x 1200 にて撮影のものを1/4にリサイズ
320 x 240 クラスの画質はおおむね油絵モードな画像ですね(笑) しかし800 x 600 以上になれば、なかなかいい絵になってきます。
【サンプル2】 菊 ※High Quality 1600 x 1200 にて撮影のものを1/4にリサイズ
サンプルを採取するという事でホワイトバランスをオートにしてしまいましたので、手前の方の菊、特に白い菊はほとんど陰影が出ていません。この辺は撮影する際に細かく設定すれば、ちゃんと綺麗に取れると思います。
【サンプル3】 神社の鳥居 ※High Quality 1600 x 1200 にて撮影のものを1/4にリサイズ
800 x 600 でも割とギザギザが出ています。1600 x 1200 でやっと実用的な画質という感じですね。加えて1600 x 1200 時の2倍ズームが、デジタルとはいえかなりいい線いってくれていると思います。
●ビデオ(動画) 全ての動画の基本設定は以下のようにしております。 <設定項目> ・CPU:Max Performance ・音声あり ・撮影時間を15秒に制限 ・Brightness:±0 ※拡張子は.3gp、再生には「Quicktime Player」が必要です。
さすがに動画はスマートフォンに準じた形で、解像度の大きなものは撮影できません。もっとも画質の良い「Video」でも176 x 144 ということで、それなりにメモ程度に録画できればよしというところでしょうか。使い道はユーザーの工夫次第ですね(^^♪
|